それっぽいナンセンスな法則を作ろう
http://d.hatena.ne.jp/nowokay/20090610/1244587214
新しい法則を作るには:
- 既知の因果関係 A ⇒ B を持ってくる。おおよそ人間の関係性などに言及した厳密な論証が難しいものが望ましい。
- B ⇒ Aと置き換えてみる。
- Bを、Bと関係がありそうな話題『C』に置き換える。
- 法則の内容はC ⇒ A ということで公表する。Cは意外性があればあるほどよい。Aも意外なものに置き換えてしまってよい。
もっと一般的に言えば、因果関係をいじりながら、どんどん距離を離していく過程を作成し、読者にはその過程を逆に辿らせることで説得力のあるナンセンスを読ませることができる。
- 睡眠不足 ⇒ 不健康
- 不健康 ⇒ 睡眠不足
- (不健康 ⇒ 太っている) ⇒(睡眠不足 ⇒ 日中の労働が多い)
- 太れば太るほど日中よく働くことが判明!
- 日中働かないほうが痩せる!
最後は一般的に人の都合のいいような結論にもっていくと好印象かもしれない。
最近、なんとなく太っている人が増えたように思われる。そういえば、メタボ、メタボと騒ぎ始めたのは4年前ぐらいからだったか。
日本経済も底冷えと政府の公式発表もあり、近年の労働環境の厳しさとメタボは切っても切り離せない関係にある。
ゴマは搾れば絞るほど油を出すというが、どうやら労働者にとってそれは逆のようだ。会社の締め付けが厳しいほど労働者は太ってしまう。
厳しい環境にも飛び出してしまうおなかの脂肪とかけて、これを『ベルトの法則』とでも名づけよう。
考えてみればこの『ベルトの法則』は当たり前の話である。
会社に夜遅くまで束縛されていれば飲食物もその場しのぎの油・炭水化物中心の不健康なものに偏り、就寝近くの食事は脂肪になって身体に吸収されてしまう。強いストレスも不要な食欲を呼び起こす原因だ。
こうして『ベルトの法則』により労働者はどんどんメタボになり、ますます社会の循環の悪さを生み出すといえる。これは完全な閉塞状態だ。
では太らないためにはどうするか?
まず労働時間を減らすことである。労働時間を減らすことにより前述の問題は解決され ああああ(以下略
真の日本社会の豊かさをもたらすのは『ベルトの法則』に従った社会整備である。
あああ、文章書くのが苦痛だよう。
ナンセンスな文章を毎日書ける人は尊敬しちゃう。