マクロの蓄積は有効である

(以下、勢いで書いた割と下らない文章)

1年以上今の開発現場にいるんもんで、めんどくさがり屋の私はマクロをかなりの量、蓄積してしまっているのだけれども、それでいえることが一つ:

マクロやユーティリティの蓄積は間違いなく有効である。

小さいユーティリティ関数(寿命は長い)から1つの仕事をこなすプロシージャ(寿命は短い)まで、割と即決で作成を心に決めてしまうとかなり強い。

プロジェクトメンバ全員が私の資産に依存するようになってきた。おそらく私の作成資産が無ければプロジェクトの見通しはかなり悪くなっているだろうというぐらい。

マクロを作ればプログラミング能力が上がるし、退屈な作業を避けることが出来る、繰り返しに動じない、論理的な構造や物事の本質を見通せるようになる、また成果物は何よりも正確で論理的になる。

時によっては驚異的な進捗、驚異的な調査レポートをリーダーに示すことが出来る。*1

間違いなく、人生の上でマクロは作るべきだ。

一度しかやらないタスクにマクロを作るのは無駄か?

間違いなく無駄。ただ、せっかく作ったマクロが無駄になるかどうかということを考えすぎるのはよくない。

少なくとも、そのタスクをこなすために作ったユーティリティ関数などは無駄にならない。

マクロ屋さんをやる上でのポイント

  • 言語に精通しようと努力するのはもちろん、DRY原則をいつも心の中で唱えること。(決してマクロのホスト言語をバカにしない心が大事)
  • 自分のストレスに耳を傾けることが重要。ストレスフルな事柄は早い段階で解決させてしまうべき。
  • どうしても面倒なところがあれば、その場しのぎのコーディングでかまわない。
  • 思いつきを大事にし、試してみる勇気が必要。
  • パフォーマンスに主眼を置いたコーディングはまったく薦められない。目的の達成を第一、簡潔を第二、汎用性を第三とすること。
  • いろんなものを作って、巨人の肩にのって、大きいことをやろう!

*1:驚異的な調査レポートというのは、おそらく他の人が作り出せないような、機械による大規模調査によるレポートのこと。たとえば、既存のドキュメントやXMLが数千ぐらいあったとして、それらの解析結果などを作成するというのはマクロ無しでは不可能だ