人を批判するなかれ(自分だけが一人喜び、他人にただただ憎しみを振りまいているだけである)

『人を動かす』という本に出てきた言葉(文面は違うかも):

人を批判するなかれ

この言葉を胸に刻みたいと最近思っている。

10代のころは批判こそが万人に与えられた権利で、とても胸がすくようなもので、かっこいい、気持ちのいいものだと思っていたのだけれども、やはり最近どうもそうは思えなくなってしまった。

人を批判するというのは地雷原を歩くようなもの。
昨日実際にあったことだけれど、とある話し合いで目の前の書類の記述のインチキさ加減をバカにしてたら、作者が右隣にいた、ということがあった。あわてて取り繕ったけど、ちょっと危なかったな、と思う。(それに今思えばその書類の記述がインチキだったのは仕方の無いことだったことかもしれない。なんにせよ、批判以外の態度をとるべきだった。)

基本的に批判って後ろ向きだよね。

別に『理性の勝利』とか、『哲学』とか、そういうのを禁止しているわけではない。ただ単純に人と協調しあうという面では、批判というものはよくない。

ついつい調子にのっちゃう性格だから、気をつけないと。